今年は、インフルエンザにかかる人が激減しているそうです。
新型コロナウイルスの流行で、感染予防に国民一人ひとりが気をつけたからだと言われています。
今回は、新型コロナとインフルエンザの違いを比較してみたいと思います。
新型コロナとインフルエンザの違い
[新型コロナウイルス]
- 症状の有無:発熱に加えて、味覚障害・嗅覚障害を伴うことがある
- 潜伏期間:~14日(平均5.6日)
- 無症状感染:無症状患者でもウイルス量は多く、感染力が強い ウイルス
- 排出期間:感染力があるウイルス排出期間は10日以内
- ウイルス排出ピーク:発病1日前
- 重症度:重症になり得る
- ワクチン:開発中であるものの、現時点では有効なワクチンはない
[インフルエンザ]
- 症状の有無:ワクチン接種の有無などにより程度の差がある。しばし高熱を呈する
- 潜伏期間:1~2日
- 無症状感染:無症状患者ではウイルス量は少ない
- ウイルス排出期間:5~10日(多くは5~6日)
- ウイルス排出ピーク:発病後2、3日後
- 重症度:多くは軽症~中等症
- ワクチン:使用可能だが季節ごとに有効性は異なる
[参考]http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/guidelines/2008_teigen_influenza_covid19.pdf
新型コロナとインフルエンザを識別するのは難しいので、インフルエンザ、あるいは新型コロナにかかったと思ったときには、近くのかかりつけ医療機関に相談して助言を求めましょう。
新型コロナとインフルエンザに有効な予防とは?
以下の方法が推奨されています。
- マスク
- 距離
- 換気
- 手洗い・うがい
免疫系をサポートする最善の方法
それは、規則正しい生活です。
よく寝て、よく食べ、ストレスを最小限に!
睡眠と栄養がしっかりとれていれば、免疫力が上がります。
これからくるかもしれない、同時流行にしっかり備えましょう。